海軍本部が四皇の懸賞金を一斉開示した際、元帥サカズキやブランニュー准将が特に警戒感を露わにしたのが、赤髪海賊団の幹部陣における突出したアベレージの高さでした。船長単体の突出した武力に依存する組織とは一線を画し、各ポジションに世界トップクラスの実力者が配置されています。公式設定資料集『VIVRE CARD〜ONE PIECE図鑑〜』および映画特典『巻四十億』で確定した赤髪海賊団の役職まとめと幹部一覧の構成は、まさに機能美に満ちたものです。
船長であるシャンクスを頂点に、ブレインを務める副船長ベン・ベックマン、突撃力を担保する戦闘員ラッキー・ルウ、遠距離を完全制圧する狙撃手ヤソップが「大幹部」として君臨。さらにライムジュース、ボンク・パンチ&モンスター、ビルディング・スネイク、ホンゴウ、ハウリング・ガブといった手練れが脇を固め、連絡係として元懸賞金9400万ベリーのロックスターが控えています。
原作第1058話以降の描写を精査すると、赤髪海賊団の懸賞金における最大の特徴は、トップと幹部陣の極端な実力格差が存在しない点にあります。百獣海賊団やビッグ・マム海賊団が船長個人のカリスマと怪物的な暴力によって支配されていたのに対し、赤髪海賊団は「全員が名うての幹部」として個別に海軍からマークされていることが、公式記録から明白です。