しかし、2010年代に入ると平穏な日常は一変する。夫を襲った前代未聞のスキャンダルと逮捕劇。日本中が騒然となる中、八洋子さんは決して逃げることなく妻としての責務を果たし、過酷な試練の渦中に身を置き続けた。
リハビリへの付き添いやメディアからの猛烈な追及に耐え続けた日々。だが、30年以上におよぶ夫婦生活の果てに彼女が選んだのは、2019年の熟年離婚という決断だった。世間では「長年の支えに対する裏切り」との声も上がったが、関係者の証言によれば、彼女が決断したのは「これ以上互いの人生を縛り付けないための、最後の自立」だったとされる。