コロナ禍を経て大変革を遂げたヘルスケア・日用品産業において、「高機能マスク」の領域は今や激戦区だ。かつては医療用N95規格などが主流だったが、日常使いできるデザイン性と高い防護性能を両立したプレミアム製品への需要が高まっている。
現在ではMakuakeでの先行販売期を過ぎ、Amazonをはじめとする主要ECモールでも容易に入手できるようになっている。しかし、大手日用品メーカーが参入を強める中で、ベンチャー企業である株式会社分子ラボが提供する製品は、価格帯が高めに設定されている。消費者が「高価格=怪しい」と警戒感を抱く構造は、新参ブランドが参入する際の宿命とも言える。