今年の組み合わせ抽選会で最も会場がどよめいたのは、間違いなくAブロックの顔ぶれが決まった瞬間だった。春の選抜を制した優勝候補筆頭の強豪校と、秋季大会から驚異的な打率を誇る近畿の王者、さらにはプロ注目の最速150キロ超え右腕を擁する東北の有力校が、同じゾーンへ集結する事態となった。
このブロックを勝ち上がるチームは、初戦から決勝戦さながらの緊張感を強いられることになる。激戦を勝ち抜く過程でエース投手の消耗をどこまで抑えられるか、あるいはベンチ入り全員を駆使した総力戦で乗り切れるかが、8強進出への命運を左右するはずだ。