今後の裁判の舞台は京都地方裁判所へと移る。捜査当局による取調べが続く中、立証の焦点は計画性の有無と殺意の立証に移っている。身内による残虐な犯罪に対し、法廷でどのような判断が下されるのか、市民の関心は極めて高い。
日本の刑事司法において、親族間犯罪は時に家庭内の密室性ゆえに立証が難航することが指摘されてきた。自白への依存度を下げ、客観証拠に基づく厳密な裁判審理が求められる中で、検察側がどのような証拠構造を組み立てて公判に臨むのかが注目される。罪を免れようとする供述の変遷をどう打ち崩すか、法廷での激しい論戦は避けられない。