奈良県北葛城郡広陵町に位置する竹取公園は、古代のロマンが漂う「竹取物語」の舞台とされる地に整備された広大な町営公園です。民間のテーマパーク顔負けの設備を備えながら、広陵町の手厚い公共投資により、入場料・普通車駐車場・そり滑りの利用料すべてが無料に据え置き続けられています。
広陵町役場都市整備課および竹取公園管理事務所の公表データによると、年間の来園者数は県内有数の水準を維持しており、週末には奈良県内のみならず大阪や京都方面からのマイカー利用客で賑わいを見せています。人気の根底にあるのは、未就学児から高学年までを飽きさせない「計算された遊具設計」と、親世代の財布に極めて優しい公共インフラとしての利便性です。
特に象徴的なのが、子どもたちに一番人気を誇る人工芝スロープ「ちびっこゲレンデ」と、起伏に富んだ地形をダイナミックに生かした巨大アスレチック群です。無料の公営スポットにありがちな「遊具の劣化」や「安全管理の不安」を払拭する丁寧なメンテナンス体制も、リピーターを生み出す強力な原動力となっています。