SNSや整備コミュニティ(5ちゃんねる、みんカラ、Yahoo!知恵袋等)に寄せられるアウディオーナーの体験談を精査すると、共通する「故障の兆候」と「現場の生々しい実態」が浮かび上がってきます。
「前日まで何の異常もなく走っていたのに、翌朝突然ドアロックすら開かなくなった」「ガソリンスタンドで給油後、セルが1回『クッ』と鳴ったきり沈黙した」という声が多数を占めます。国産車であればセルの回転が徐々に鈍くなるなどの予兆を感じやすいのに対し、アウディをはじめとする欧州車は、コンピューターが一定の電圧降下を検知した瞬間にシステム保護のため全機能をシャットダウンする制御設計となっています。このため「昨日まで元気だったのに突然死した」と体感されるケースが後を絶ちません。
また、整備現場のメカニックへのヒアリングでは、「週末にしか乗らないサンデードライバーの車両ほど、暗電流(待機電力)によるAGMバッテリーの深放電が進み、寿命が2年足らずで尽きてしまう」という証言が一貫して得られました。特にドラレコの駐車監視機能や社外セキュリティを取り付けている個体は、電力消費のバランスが崩れやすいため一層の注意が求められます。