1885年に創業者である磯野計が横浜の地で産声を上げさせた商いの歩みは、まさに日本の近代化とともにあった。のちに株式会社明治屋へと発展を遂げた組織は、いつの時代も本物の価値だけを追求。昭和8年に竣工した歴史的建築物として知られる京橋明治屋ビルを拠点に、日本の酒類小売業の発展を先頭に立って支えてきた歴史を持つ。
時代の波を乗り越えながらも決してぶれないのは、「妥協なき品質を届ける」という一貫した美学だ。洋酒文化の黎明期から今日に至るまで、造り手と顧客の双方と深い信頼関係を積み重ねてきた。その歴史的背景こそが、同店を単なるショップを超えた文化の発信拠点たらしめている。