グルメの魅力と並び、同駅の利便性を飛躍的に高めているのが高崎玉村スマートICの一時退出実験です。通常、高速道路を途中で降りて再進入すると初乗り料金が二重に発生しますが、この制度を利用すれば、高速道路を降りずに直通利用した場合と同じ通行料金が適用されます。
このスマートIC一時退出を活用するには、厳密な適用ルールを把握しておく必要があります。国土交通省およびNEXCO東日本の運用規定に基づき、以下の条件を満たさなければ割引の対象外となります。
- ETC2.0搭載車限定:従来のETC車載器では適用されず、ETC2.0対応車載器での通信が必須。
- 指定ICの利用:関越自動車道「高崎玉村スマートIC」で流出・再流入すること。
- 道の駅への進入:道の駅玉村宿の駐車場内にある「ETC2.0送受信機」の通信エリアを必ず通過すること。
- 制限時間:スマートICを流出して退出してから、道の駅を利用して再び同一方向の高速道路へ再進入するまでの時間が2時間以内(120分以内)であること。
- 同一方向への進行:上り線から降りた場合は上り線へ、下り線から降りた場合は下り線へ再流入すること(Uターン利用は対象外)。
このシステムにより、関越道の上里SAや高坂SAといった大規模休憩施設が混雑している時間帯でも、スマートICからわずか数十メートルに位置する玉村宿へサッと立ち寄り、短時間で給油や食事、新鮮な買い物を済ませて本線へ復帰するという極めてスマートな運行ルートが確立されました。