首相夫人となって以降、脱原発の持論を展開したり、居酒屋「UZU」を開店させたり、無農薬米の栽培に汗を流すなど、従来のファーストレディ像を次々と覆していった彼女。メディアから「家庭内野党」と評されたその規格外の行動力には、常に日本中から熱い視線が注がれた。
誰に忖度することもなく、自分が良いと信じたもの、面白いと感じた現場に自ら足を運ぶスタイル。周囲の政治的な思惑や批判を恐れず、自分の目で見て耳で聞いた実感を重んじる独立心は、若き日の自由な交友関係や社会経験の延長線上に存在する。彼女にとって「自分らしくあること」は、計算された演出ではなく、若い頃から貫かれてきた生き方そのものなのだ。