進化心理学の視点では、人間がどのような外見に惹かれるのかという問いに対して、生存と繁殖の合理性を追求してきた。いっぽう内分泌学は、体内のホルモン分泌が組織の成長や代謝に与える作用を解き明かす。この二つの学問が交差するポイントに、「指比と美しさ」の関係が存在する。
運動能力が高く、活力に満ちた身体つきになりやすい傾向も、薬指が長いタイプの特徴として挙げられる。適度な筋肉量や引き締まった体型は、生命力としての魅力を強める。生物としての健やかさが外見上の魅力として他者に認識されるというプロセスは、実に理にかなった自然のメカニズムと言えるだろう。