2026年現在、世界の空の安全を守るための航空保安規制は一段と厳格化されている。日本国内においても国土交通省が主導となり、航空機内におけるリチウム電池起因の火災事故を防ぐための厳重な運用基準をアップデートした。電子機器に内蔵されたバッテリーのワット時定格量(Wh)が100Wh以下であれば機内持ち込みが可能とされるのが一般的だが、ペンライトのような小型機器であっても例外ではない。
問題は、本体に容量表記(Whまたは電圧Vと容量mAhの記載)がない海外製や自作加工されたペンライトだ。2026年の最新規制下では、定格スペックが客観的に証明できない充電式バッテリー製品について、保安検査場での通過を認めない現場運用が徹底されている。検査員に確認を求められた際、スペックが確認できなければその場で放棄を選択せざるを得ない。遠征前には、愛用のペンライトの裏面や取扱説明書にバッテリー容量の明記があるかを必ず目視でチェックしておきたい。