事件が発生した直後から、X(旧Twitter)などのSNS上には現場の写真や噂が爆発的なスピードで溢れかえった。創作物の中にしか存在しないと思われていたアニメ的なヤンデレキャラクターの実生活での発現として、ネットユーザーたちはこの出来事を消費し始めた。
さらに YouTube 上では、事件の経緯や容疑者のバックボーンを解説する動画が次々と投稿され、実録犯罪コンテンツとしての視聴回数を伸ばしていった。凶悪犯罪であるにもかかわらず、容疑者を容姿端麗なアイドルになぞらえる歪んだファンコミュニティまで形成される始末だ。こうした消費のされ方は、現代社会における倫理観の欠如やSNSの拡散力が持つ暴力性を改めて浮き彫りにした。