連日のようにクマの目撃情報が報じられ、住宅街に危険が迫る中、Yahoo!ニュースのコメント欄やX(旧Twitter)などのSNS上では、猟友会に対する不満や疑問の声が急増している。「なぜ目の前に危険があるのに撃たないのか」「公的な助成金をもらっているのではないのか」といった辛辣な意見が書き込まれ、自治体窓口には抗議の電話が殺到する事態が続く。
だが、こうした世論の過熱は、実情を知らない都市部住民と地方現場との断絶を象徴している。社会問題ニュースジャーナリズムの観点から見れば、一部の報道が「ハンターが出動を拒否した」という表面的な事実のみを切り取り、現場が置かれた切迫した状況を十分に伝えていない側面は否めない。批判の波に揉まれるハンターたちの本音は、世間の論調とは全く異なる場所にある。