当時の光景を鮮明に覚えている人も多いだろう。大きな話題を呼んだこの衣装が披露されたのは、鳥取県倉吉市に位置する「円形劇場 倉吉フィギュアミュージアム」の開館式典でのことだ。地元ゆかりの国会議員として招かれた石破茂氏は、周囲の期待に応える形で全身ピンクの特製衣装に身を包み、壇上に姿を現した。
準備された衣装は、人気作『ドラゴンボールZ』に登場する最強の敵キャラ、魔人ブウそのもの。真面目で厳格なイメージが強い防衛相経験者というパブリックイメージとの極端なギャップが、その場の空気を一瞬で変えた。撮影された写真はすぐさまメディアへ露出。緊迫した政情とは無縁の異様な存在感とクオリティの高さが相まって、伝説の衝撃ショットとして歴史に刻まれることとなった。