ネット上で流布する「犯人」という強い言葉。だが、本件は意図的な犯罪行為ではなく、過失や安全対策の怠慢が引き起こした事件事故の領域である。愛知県警察は事故直後から本格的な現場検証に着手し、安全管理責任者や当日の運用担当者ら複数人から任意の事情聴取を重ねてきた。
2026年現在の捜査状況において焦点となっているのは、法令上の安全基準を現場が厳密に遵守していたか否かだ。ある捜査関係者は「特定の個人を『犯人』と断定して終わる話ではない。機材の劣化放置やマニュアル無視が組織的に常態化していた可能性を含め、刑事責任の所在を緻密に追及している」と明かす。個人のうっかりミスに帰結させるのではなく、管理態勢そのものの罪を問う動きが加速している。