パ・リーグの混戦模様は、今季さらに激しさを増した。ライバル球団との首位攻防戦は、まさに1球のミスが命取りになる極限の神経戦だ。
特にライバル勢とのカードでは、終盤8回・9回まで点差が動かない息詰まる投手戦が繰り広げられる。リリーフ陣の継投タイミング、一塁走者の果敢な盗塁、外野手のホームへのバックホーム。ひとつのプレイがペナントの行方を左右する緊迫感の中で、球場全体の空気がピンと張り詰める。そのピリついた緊張感こそが、プロ野球ファンを惹きつけてやまない最大の毒薬だ。ベンチ裏の緊張と客席の熱狂が熱く交錯する。