製品事故の原因究明や安全情報の収集を行う独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)も、近年モバイル機器に載せられた電池トラブルに関する注意喚起を急速に強めています。同機構の調査報告によると、経年劣化したバッテリーの破裂や発火による住宅火災が全国で毎年のように報告されています。
とりわけ、衝撃を与えたまま使い続けることや、高温の車内に放置するような悪環境下での連続使用は、電池内部のセパレータ(絶縁膜)を破壊する最大要因です。任天堂株式会社の代表取締役社長である古川俊太郎氏も、決算や各種ステートメントを通じてユーザーの安全確保とアフターサポート体制の維持を重要課題として位置づけています。メーカー側の安全設計だけに頼るのではなく、使う側の防災意識も試されています。