見捨てられ不安が最も顕著に現れるのが親密なパートナーシップです。見捨てられ不安を抱える人の恋愛における特徴は、情熱的なアプローチから一転して激しい束縛や自己破壊的な行動へと移行しやすい点にあります。
典型的な行動パターンの一つが、見捨てられ不安によるLINE頻度への執着です。既読がついてから返信までの時間を秒単位で監視し、数十分返答がないだけで「浮気をしているに違いない」「私への気持ちが冷めた」と結論づけて連投メッセージを送ってしまうケースが目立ちます。
さらにパートナーを激しく消耗させるのが試し行為の心理です。「別れよう」と突発的に切り出して相手がどれだけ引き止めてくれるかを測る、わざと不機嫌な態度を取って愛情を確認しようとするなどの行動がこれに該当します。根底には「本当に私を無条件で愛してくれるのか」という確認欲求がありますが、この行動自体が相手を疲弊させ、結果的に自ら関係を破綻に導く「自己成就予言」を引き起こしてしまいます。