なぜ御花畑駅?愛称の真相と西武秩父乗り換え&名物グルメ徹底解剖

なぜ御花畑駅?愛称の真相と西武秩父乗り換え&名物グルメ徹底解剖

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御花畑駅を語る上で絶対に外せないのが、駅構内(改札横・ホーム側双方から利用可能)で営業する名物立ち食いそば「御花畑そば店」の存在です。昭和の佇まいを色濃く残すこの店は、鉄道ファンや地元住民のみならず、遠方からわざわざ食べに訪れる愛好家が後を絶ちません。

一番人気は、秩父名産の風味豊かなキノコを豪快に揚げた「舞茸天そば」です。黒々とした関東風の濃厚な甘辛つゆに、揚げたての舞茸天がじゅわっと溶け込み、コシのある麺と絶妙に絡み合います。秩父名物の豚肉味噌漬けを取り入れた豚味噌そばなど、地域性豊かなメニューも揃っており、電車の待ち時間にすする一杯は旅情を最高潮に高めてくれます。

グルメを満喫した後の周辺観光ルートも極めて充実しています。

春の風物詩として名高い「羊山公園 芝桜の丘」へのアクセスは、御花畑駅から徒歩約15〜20分。見頃となる4月中旬から5月上旬にかけては、一面に広がるピンクや紫の絨毯を目指して多くの観光客が御花畑駅を利用します。途中の坂道を登りながら振り返ると、秩父市街と武甲山の雄大な借景が広がります。

駅から北へ伸びる「番場通り」は、大正から昭和初期にかけて建てられた登録有形文化財の洋館や古民家カフェが立ち並ぶメインストリートです。石畳の美しい通りを抜ければ、創建2100年以上の歴史を誇る「秩父神社」へと一直線でアクセスできます。

さらに、秩父鉄道名物の蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」の停車駅であることも大きな魅力です。御花畑駅のレトロな木造ホームに黒煙を上げて入線する蒸気機関車の姿は、まるでタイムスリップしたかのような迫力に満ちており、絶好の撮影スポットとして賑わっています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。