フリーザ第二形態は「私の戦闘力は53万ですが…もちろんこれだけではありません」という宣言通り、100万以上へと跳ね上がり、クリリンを貫き孫悟飯たちを絶望の淵へ突き落としました。しかし、ネイルと同化して戦闘力100万超へ達したピッコロの登場により、第二形態のフリーザは一時的に劣勢へと追い込まれます。
この戦局を一変させたのがフリーザ第三形態への変身でした。変身完了と同時に放たれたプレッシャーは凄まじく、ピッコロは文字通り「指一本触れられない」完全なスピードとパワーの差を見せつけられます。
劇中で読者を戦慄させたのが、両手を高速で突き出しながら無数の気弾を連射し、ピッコロを一方的に蜂の巣にした連続攻撃です。この技は当時の原作では固有名称がなかったものの、後年のゲーム作品などで「クレイジーフィンガービーム」や「れんぞくエネルギー弾」と名付けられ、フリーザの冷酷さと凶暴性を象徴する代名詞となりました。防戦一方となったピッコロの姿は、読者に「もはや誰にも勝てない」という絶対的なトラウマを植え付けた瞬間でした。