Q1:水につけた後、台紙からデカールがなかなか剥がれないときはどうすればいい?
A1:絶対にピンセットで無理に剥がしてはいけません。ぬるま湯にもう一度2〜3秒浸すか、濡れたティッシュの上に置き、台紙の裏から指の熱を軽く伝えて1分ほど待ってください。糊が柔らかくなれば自然に滑り出します。無理に引っ張ると確実にフィルムが引き裂かれます。
Q2:乾燥した後にシルバリング(白浮き)に気づいた場合、リカバリーは可能?
A2:軽度のものであれば修正可能です。デカールの余白部分に極細の針先で微細な穴を開け、その上から筆先でマークセッターをごく少量流し込みます。毛細管現象で空隙に糊が引き込まれたら、綿棒を上から垂直に押し当てて密着させます。ただし完全に硬化した古いデカールやトップコート後は修正が困難なため、貼付時のチェックが重要です。
Q3:マークソフターを塗ったらデカールがシワシワになって波打ってしまった。失敗?
A3:失敗ではありません。軟化剤がフィルムに浸透すると、一時的に強烈なシワが発生するのが正常な化学反応です。ここで慌てて綿棒で触ったり伸ばそうとしたりすると破れます。触れずにそのまま自然乾燥させると、水分が蒸発する過程でピンと張り、パーツの曲面に吸着するように馴染みます。
Q4:余ったデカールを何年も保管しておくコツは?
A4:水転写デカールの大敵は「湿気」「紫外線」「乾燥による台紙の反り」です。チャック付きポリ袋に乾燥剤(シリカゲル)と共に入れ、光の当たらない冷暗所やファイルケースに平積みの状態で保管してください。劣化した古いデカールは、水につけた瞬間に粉々に分解することがあるため、使用前にリキッドデカールフィルム(デカール修復液)を塗布して表面をコーティングすると復活します。