日本相撲協会を退職した引退力士たちのセカンドキャリアは、かつての定番ルートを超えて広がりを見せています。
王道として知られるのが「飲食店(ちゃんこ店・焼肉店・居酒屋)の開業」です。相撲部屋で培った門外不出のちゃんこ鍋の技術や、現役時代に築いた後援会・タニマチとのネットワークを生かし、繁盛店を作り上げる元力士は少なくありません。
また、その個性的なキャラクターや圧倒的な体躯を活かした元力士のタレント転身や格闘技への参戦、さらにはYouTubeをはじめとするSNSでの発信活動で成功を収めるケースも目立ちます。近年では、若くして引退した元力士を対象に、礼儀作法や挨拶、強靭な忍耐力を評価した一般企業(警備業、運送業、営業職、介護福祉関連など)への就職支援やマッチング事業も本格化しており、元力士たちの活躍の舞台は着実に広がっています。