「〜をはじめとする」漢字表記は始め?初め?プロが教える正しい使い分け

「〜をはじめとする」漢字表記は始め?初め?プロが教える正しい使い分け

「〜をはじめとする」漢字表記は始め?初め?プロが教える正しい使い分けに関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

個人の手紙や私的な文章などで、どうしても漢字表記を用いたい場面があるかもしれません。その場合に選択すべき漢字は「初め」ではなく「始め」です。

「〜をはじめとする」という言い回しは、歴史的に「〜を開始の起点(代表)として、それに続くものを取り上げる」という成り立ちを持っています。「代表的なものを皮切りにして」というニュアンスを含むため、時間的な初期を意味する「初め」ではなく、起点・発端を意味する「始め」をあてるのが文法的な解釈として妥当とされてきました。

実際に、かつての文学作品や戦前の公的文書では「〜を始めとする」という表記が散見されます。しかし、現代の標準的な表記規範に照らし合わせると、漢字表記はやや古風で堅苦しい印象を与えやすく、読み手に不要な引っかかりを生じさせる要因になります。特別な意図がない限りは、やはりひらがな表記を選択するのが賢明です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。