おしっこの色でわかる病気リスク!茶色・赤・透明の危険信号と受診目安

おしっこの色でわかる病気リスク!茶色・赤・透明の危険信号と受診目安

おしっこの色でわかる病気リスク!茶色・赤・透明の危険信号と受診目安の全貌を詳しく解説してご紹介します。

見た目ですぐに警戒すべきなのが「赤色」と「茶色」の尿です。これらは重大な内科的・泌尿器科的疾患の兆候である可能性が高く、自己判断での放置は厳禁です。

赤いおしっこ(血尿)は、腎臓から尿道までの尿路のどこかで出血が起きているサインです。激しい腰や下腹部の痛みを伴う場合は「尿路結石」が疑われますが、最も警戒すべきは「痛みを伴わない無症候性肉眼期的血尿」です。痛みがないにもかかわらずワインレッドやピンク色の尿が出た場合、膀胱がんや腎臓がんといった悪性腫瘍が隠れているケースがあり、迅速な精密検査が求められます。

一方、ウーロン茶やコーラのような濃い茶色の尿が出た場合は、肝臓や胆管の機能障害が強く疑われます。肝炎や胆石症などで胆汁の流れが滞ると、血液中に「ビリルビン」という黄色〜褐色の色素があふれ出し、尿中に排出されます。この場合、皮膚や白目が黄色くなる黄疸(おうだん)や全身の倦怠感を併発することが少なくありません。

また、過度な筋力トレーニングや熱中症の後に赤褐色〜黒褐色の尿が出た場合は、筋肉組織が破壊される「横紋筋融解症」の恐れがあり、急性腎障害を防ぐための緊急処置が必要です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。