スウェーデン発祥の本格的な触覚ケアを日本国内へ正しく導入・普及させる中心的役割を果たしているのが、株式会社日本ケアクオリティだ。同社は本国スウェーデンの指導体系を厳格に移植し、日本の医療・介護風土に合致した質の高い教育研修事業を展開している。
中でも画期的な取り組みが、タクティールケア正規セラピスト認定プロジェクトの推進だ。単なる自己流のタッチセラピーに終わらせず、解剖生理学的な根拠やオキシトシン分泌の効果的なタッチの手順、利用者の状態に応じた安全なアプローチ方法を習得した専門セラピストを全国で育成している。
この正規認定を受けたスタッフが施設内に一人常駐するだけで、施設全体のケアの質が格段に向上し、不穏症状への対応にかかる時間と負荷が劇的に削減されるというデータもある。認知症ケアの質の高さを売りにする介護事業者にとっても、正規セラピストの存在は施設ブランドの向上と差別化に欠かせない強みとなっている。