アジア圏を中心に世界的なブームを巻き起こしているのが、洗練された韓国風サイドバングカットだ。とりわけ、愛くるしい表情を演出する「エギョモリ(愛嬌髪)」は、日本の若年層から大人世代まで幅広い支持を集めている。頬骨を撫でるように流れる曲線は、顔の横幅をキュッと引き締めて見せる魔法のラインだ。
トップクラスのヘアスタイリストたちは、この流線形を作るために「根元の立ち上がり」と「中間からのリバース巻き」の連動性を重視する。前髪の端からこめかみ、そして耳前に至るラインをひと続きの曲線として切り揃えることで、束感と透け感が共存する理想的なシルエットが誕生する。