英『Guardian』や米『Pitchfork』といった大手海外カルチャーメディアも、この動きを見逃してはいない。一連の報道では、アニメやマンガといった既存の「クールジャパン」の枠組みに収まらない、新しい日本発のポップカルチャーとして位置づけられている。
西欧的なポップスの構造を踏襲しつつも、どこか東洋的な静寂や無常感を漂わせる独特のサウンドスケープ。それが、過剰な情報に疲弊した世界中のリスナーにとっての「救い」として機能しているのではないかという分析も多い。文脈を押し付けるのではなく、聴き手各自の感情を自由に投影できる余白を残している点が、グローバルな共感を生んでいる。