現代バレーにおいて勝敗を分ける最大の指標が「ブレイク率(自チームのサーブ時に得点する確率)」だ。かつての日本はサーブで崩されてサイドアウトを取られ続ける展開に苦しんだが、現在のデータアナリティクスはその弱点を完璧に克服しつつある。
相手のレシーバーの癖、セットアップのコース傾向を緻密に分析し、ターゲットを絞り込んだサーブを打ち込む。エースを取ることだけが目的ではない。相手のファーストテンポ攻撃を打ち消し、狙い通りのコースに誘い込んでワンタッチを拾う。この「サーブ&ブロック」のトータルディフェンスが機能したとき、日本のブレイク率は世界トップレベルの35%を超えていく。