耳馴染みが良く、ポップスやアニソンで最も多用されるのが「3度上」と「3度下」のハモリです。アプリで作成する場合でも、以下の3つのルールを押さえておくと仕上がりの完成度が劇的に向上します。
・スケール(キー)に合わせたノート調整
単純にすべての音を均一に「半音4つ上」へ持ち上げると、楽曲のキーから外れた音が混ざり、不協和音の原因になります。メジャースケールやマイナースケールの音階表を意識し、不自然に濁る箇所だけ手動で半音上下に微修正するのがプロの隠れた常識です。
・子音のアタック感を抑えて母音を響かせる
ハモリパートを自分で別録りする場合、「カッ」「タッ」などの破裂音や強い子音がメインボーカルとずれると、全体のリズムが乱れて聞こえます。ハモリ側は子音を柔らかく発音し、母音の響きを滑らかに重ねるよう意識してください。
・ボリュームは「メイン7:ハモリ3」が黄金比
ハモリの音量が大きすぎると主旋律の輪郭がぼやけてしまいます。ミックス時は「少し控えめかな?」と感じる程度の音量バランスに抑え、リバーブの深さで奥行き感を演出するのが美しく聴かせる鉄則です。