小指側の痛みを鎮めるための基本原則は「安静と固定」です。痛みが強い急性期に無理な運動や強いマッサージを行うと、かえって炎症を悪化させる原因になります。段階に応じた小指側の手首の痛みの治し方を実践してください。
最も効果的な初期対応は、専用装具の活用です。小指側の靭帯や軟骨への負担を減らすには、尺骨のぐらつきを抑える手首小指側向けサポーター(TFCC専用バンドや手根骨圧迫ストラップ)を装着し、手首の回旋(ひねり)動作を適度に制限します。ドラッグストアや医療用サポーターで、手首のくるぶし周りをピンポイントで締め込める幅の狭いベルトタイプが適しています。
痛みが落ち着いてきた回復期には、手首に直接ひねりを加えない前腕全体の手首小指側向けストレッチ対処法を取り入れます。
- 前腕伸筋群のストレッチ:肘をまっすぐ伸ばし、手の甲を手前に引くようにして前腕の外側を心地よく伸ばします(20秒キープ×3セット)。
- 前腕屈筋群のストレッチ:手のひらを前に向け、指先を手前に引くようにして前腕の内側を伸ばします(20秒キープ×3セット)。
※ストレッチ中に小指側の手首にズキッとした痛みや違和感が生じた場合は、直ちに中止してください。