PR動画の公開後、ネット上では賛否両論が激しく交錯し、SNSのタイムラインは連日この話題で持ちきりとなりました。世論は大きく2つの立場に分断される形となったのです。
批判派からは、「子どもと一緒に見られない」「宮城の伝統や文化を侮辱している」「なぜ自治体が深夜番組のような下品なノリを採用したのか」といった怒りの声が相次ぎました。特に「公金(税金)が投入されている公的な施策である」という点が、反発を決定的に強める要因となりました。
一方で擁護派やマーケティング視点からは、「これだけ話題になれば数千万円の広告費以上のPR効果がある」「壇蜜のキャラクターを活かしたユーモアの範囲」「無難で誰も見ない退屈な観光動画を作るより遥かに有益」といった意見も根強く存在しました。実際に動画の再生回数は短期間で400万回を突破し、アクセス数は驚異的な数値を記録しています。
当初、宮城県の村井嘉浩知事は「賛否両論あるのは関心が高い証拠」として動画の継続配信を擁護していました。しかし、批判の声が全国的なワイドショーなどで連日拡大したことを受け、当初の予定を前倒しする形で2017年8月26日のイベント終了をもって動画の配信停止・削除という苦渋の決断を下しました。