プロ直伝!半衿の付け方を5分で完璧に仕上げる裏ワザ全公開

プロ直伝!半衿の付け方を5分で完璧に仕上げる裏ワザ全公開

プロ直伝!半衿の付け方を5分で完璧に仕上げる裏ワザ全公開を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。

礼装用の着物や正絹の長襦袢には、生地を傷めずしなやかなカーブを描ける半衿手縫い縫い方が最適です。手縫いで衿元が波打ってしまう最大の原因は、半衿と長襦袢の「布の引っ張り加減(いせ込み)」の不一致にあります。

プロの和裁士や着付け師が実践する半衿シワにならないコツは、極めて明確です。「長襦袢の地衿を強めに引っ張りながら、半衿は一切引っ張らずに乗せる」という力関係を徹底することです。首の後ろに当たる衿のカーブ部分は、内側と外側で円周の長さが異なります。このカーブの差を無視して両方を均等に引っ張って縫うと、着用時に内側の布が余って醜いシワになります。

また、美しい衿ラインを保つためには半衿衿芯の入れ方を見越した縫い代の確保が欠かせません。衿芯を通す「衿の内側(首に触れる側)」の両端は完全に縫い塞がず、衿芯の差し込み口として約3cm〜4cmの隙間を空けておくのが実務上の鉄則です。

縫い目の間隔は、表から見えない衿裏側は約2cm〜3cmの大きめなざっくり縫い(ぐし縫い)で十分であり、衿芯が通る表側のみ約5mm〜8mmの細かな縫い目で固定すれば、外れる心配はありません。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。