世界的な需要拡大の裏で、アサイーの供給網は大きな岐路に立たされています。主な生産地であるブラジル・パラ州では、近年の異常気象による干ばつが収穫量に影を落としています。現地農家からは、品質維持と価格高騰のバランスに苦慮する声が上がっており、日本国内での提供価格にも影響が出始めています。
一方で、持続可能な農業(アグロフォレストリー)によるアサイー栽培の取り組みも加速しています。森を伐採するのではなく、多様な樹木と一緒にアサイーを育てることで、アマゾンの熱帯雨林を守りながら安定した収穫を目指す試みです。私たちが一杯のアサイーボウルを美味しく食べることは、地球環境の未来とも密接につながっています。