野球のキャプテンマークの意味とは?背番号10やCマークの真相を徹底解説

野球のキャプテンマークの意味とは?背番号10やCマークの真相を徹底解説

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プロ野球のユニフォームの左胸に燦然と輝く「Cマーク」。この慣習はもともと北米のプロアイスホッケー(NHL)やアメリカンフットボール(NFL)で導入されていたキャプテン識別章を、日本プロ野球が独自にアレンジして取り入れた歴史を持ちます。

NPBにおけるキャプテン制度の導入は各球団の歴史によって波があります。読売ジャイアンツでは、長きにわたり主将を固定しない時期もありましたが、原辰徳監督時代に阿部慎之助や坂本勇人が主将に指名され、ユニフォームの左胸にゴールドやシルバーの「Cマーク」を装着したことで、圧倒的なリーダーシップの象徴としてファンの目に焼き付きました。

阪神タイガースにおける鳥谷敬、東京ヤクルトスワローズにおける山田哲人、広島東洋カープや中日ドラゴンズなどでも、チームの過渡期に「象徴としての主将」を明確にするためCマークが採用されてきました。しかし、歴代の主将経験者たちの手記や特番インタビューでは、その華やかさの裏にある苛烈な重圧が生々しく語られています。

「チームが連敗すると、自分の打率や守備だけでなく、ベンチの空気や若手の態度まですべてが自分の責任のように感じられた」――ある元主将選手は引退後の回顧録でこう吐露しています。胸に縫い付けられたわずか数センチ四方のワッペンは、ファンからの期待とメディアからの批判を一手に引き受ける「覚悟の十字架」でもあったわけです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。