気温と湿度が急上昇する日本の夏場は、作り置きの運用基準を厳格にシフトさせる必要があります。夏場の作り置き保存詳細まとめとして、冷蔵庫の設定温度を「強」にして庫内を5℃以下に保ち、食材の詰め込みすぎを避けて冷気の循環を確保することが前提となります。
また、お弁当用作り置き前日調理の注意点として、以下の手順を厳守してください。
前日に冷蔵・冷凍しておいたおかずを朝そのままお弁当箱に詰めるのはNGです。必ず「中心温度75℃以上で1分間以上の再加熱」を行い、完全に粗熱を取ってから清潔なお弁当箱に詰めます。汁気はすりごまや削り節、とろろ昆布などを底に敷いて徹底的に吸い取らせ、保冷剤とお弁当用抗菌シートを併用して持ち運ぶことが鉄則です。
万が一、保存状態に不安がある場合は五感を研ぎ澄まして確認してください。作り置きおかず腐っているか見分けるサインには明確な特徴があります。
【危険な腐敗サイン】
- 臭覚のサイン:酸っぱい異臭、ツンとするアンモニア臭、アルコール発酵臭、油の酸化した古い油臭。
- 視覚のサイン:箸で持ち上げたときに糸を引いている、表面に白や緑の斑点(カビ)がある、全体的にぬめりや濁りが出ている。
- 味覚・触覚のサイン:口に入れた瞬間にピリピリとした刺激や異常な酸味を感じる(※異変を感じたら絶対に飲み込まず、直ちに吐き出して廃棄してください)。