ネット上の掲示板やSNSでは、センセーショナルな見出しだけが独り歩きし、事実無根の憶測が定着してしまうケースが少なくありません。坂口杏里に関する代表的な誤解を是正します。
最も多い誤認は「実刑判決を受けて刑務所に入っていた」という言説です。前述した通り、2度の逮捕はいずれも不起訴処分(起訴猶予など)で事件が終結しています。日本の刑事司法において、不起訴となった場合は「前科」ではなく警察内部の記録である「前歴」にとどまります。彼女が留置場を出る際に深々と頭を下げて謝罪する映像がニュースで繰り返し流されたため、受刑歴があると錯覚されがちですが、法的には処罰を受けていません。
また、2026年6月に電撃発表された格闘家でトランスジェンダー男性の福島進一(進一)さんとの結婚生活についても、ネット上では「夫への恐喝で再逮捕された」というデマが流れました。実際には、金銭の貸借や店舗営業をめぐり夫婦間で警察が駆けつける騒動がSNSで生配信されたものの、刑事事件として立件・逮捕された事実は一切ありません。2人は深刻な価値観の乖離と金銭トラブルの末に協議・調停を経て離婚に至っています。