中学生の男子生徒やその保護者から最も多く寄せられる懸念が、「男子生徒の割合」と「学校生活で孤立しないか」という点です。
結論から述べると、クラス40名中における男子生徒の人数は例年1名〜数名程度にとどまり、女子生徒が大多数を占める構成は変わりません。年によっては男子がゼロの代もあれば、複数名が切磋琢磨する学年もあります。
しかし、現場を取材すると「男子だからといって居心地が悪い」「浮いてしまう」といったネガティブな状況はほぼ見られません。理由は明確で、クラス全員が「服作りやデザインが好き」という共通の強い目的意識で結ばれているためです。
男子生徒はメンズウェアの立体裁断やストリートファッション、グラフィックデザイン、舞台演出などの分野で個性を発揮し、クラスメイトからも頼りにされるケースが多く見られます。「服が好き」「将来アパレルやデザインの世界で生きていきたい」という強い意思さえあれば、性別の壁を感じることなく3年間を過ごせる土壌が醸成されています。