あがらっしゃい」の意味と返し方を徹底解説!実は2つある真相

あがらっしゃい」の意味と返し方を徹底解説!実は2つある真相

あがらっしゃい」の意味と返し方を徹底解説!実は2つある真相の全貌を詳しく解説してご紹介します。

「あがらっしゃい」という言葉の成り立ちを探ると、あがらっしゃい 方言 どこという疑問に対する答えは、主に山形県内陸部(村山・置賜地方など)や宮城県の一部をはじめとする南奥羽エリアを中心とした東北弁に行き着きます。この言葉が持つ最大の特徴は、シチュエーションによって全く異なる2つの意味として機能する点にあります。

第1のあがらっしゃい 意味は、物理的に建物や座敷へ招き入れる「お上がりください(どうぞ中へお入りください)」です。玄関先で来客を迎える際の挨拶として頻繁に用いられます。

そして第2の意味が、食事やお茶を勧める際の「召し上がれ(どうぞ食べてください・飲んでください)」です。「食べる」「飲む」の謙譲・尊敬表現として「上がる(召し上がる)」という日本語の古語的な用法が、東北の日常会話の中で色濃く残り、現代に受け継がれています。

このあがらっしゃい 由来は、動詞の「上がる」に、相手に対する親愛と敬意を込めた待遇表現である「いらっしゃい」が接続し、音変化を起こしたものです。単なる形式的な敬語にとどまらず、訪れた客人を家族同然に温かく迎え入れたいという東北特有の「もてなし(振る舞い)文化」が凝縮された言葉といえます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。