検索エンジンでスラップスリップの店舗を探そうとすると、「スラップスリップ 閉店情報」という関連ワードが頻繁に浮上します。これを見て「ブランド自体が縮小しているのではないか」と不安に感じる保護者もいるはずです。しかし、流通の現場を取材・分析すると、全く異なる実態が浮かび上がってきます。
閉店情報が目立つ背景には、大きく分けて3つの構造的要因があります。
- 単独店から「BEBE総合複合店」へのリニューアル統合:これまで「SLAP SLIP」単体で出店していたブースを、兄弟ブランド(Noeil aime BeBe、e-baby、ZIDDYなど)を集約した大型セレクトショップ型店舗へ統合する動きが進んでいます。看板が変わったことで「閉店した」と誤認されるケースが多発しています。
- 大型商業施設の定期借家契約満了に伴う移転:ららぽーとやイオンモールなどの大型施設では、3〜5年周期で大規模なテナント入れ替えが実施されます。区画移動や近隣施設への移転が「閉店」として一時的に記録されるためです。
- オンライン販売強化に伴う効率化:公式通販サイト「ベベ オンラインストア」の利便性向上に伴い、不採算な小規模区画を整理し、集客力の高い旗艦モール店へ経営資源を集中させるスクラップ&ビルドが行われています。
ブランド自体の需要が落ちているわけではなく、より買い回りしやすい売り場作りへと進化しているのが真相です。近隣店舗の営業状況を確認する際は、単独店名だけでなく「ベベ複合店」の店舗一覧まで視野を広げて検索することをおすすめします。