第二次性徴が始まる小学校高学年は、ホルモンバランスの変化に伴い、髪の毛の太さやうねり(くせ毛)が顕著に現れやすい時期です。「急に髪が広がるようになった」「前髪の生え癖が浮いてしまう」といった本人のコンプレックスを解消するためには、髪質に合わせた専門的なアプローチが求められます。
くせ毛や天然パーマに悩む児童には、無理にストレートに伸ばすのではなく、ウェーブを活かした高学年男子くせ毛ショートが劇的な効果を発揮します。サイドとバックを6mm〜9mmですっきりと刈り上げ、トップのうねりを束感として馴染ませることで、外国人風のパーマスタイルに見せるカット技法です。毛先の方向性を計算して削ぎを入れることで、ドライヤーで乾かすだけで広がりを抑え込めます。
校則で整髪料が禁止されている小学生にとって、小学生男子ワックスなし髪型の完成度はカット技術そのものに依存します。直毛で髪がピンピンと立ってしまう剛毛タイプの場合、トップを短く切り揃えすぎると角刈り風になってしまうため、毛先に自然なチョップカット(ハサミを縦に入れる技法)を施して柔らかさを出します。逆に猫っ毛でボリュームが出にくいタイプは、トップにレイヤーを入れて空気層を作ることで、整髪料なしでもふんわりとした立体感を維持できます。