ネット上の掲示板や知恵袋などでは、「信州大教育学部は共通テストで大失敗しても二次で簡単にまくれる」「どのコースでも教員免許は全く同じように取れる」といった根拠の薄い言説が散見されますが、これらは危険な誤解です。
近年のカリキュラム改組によって、教育学部は「学校教育教員養成課程」に一本化され、主免として取得する教員免許状(小免・中免・高免・特免など)の区分と各専修・コースの専門性がより明確にリンクする形に再編されました。各コースで取得できる副免許の要件や時間割の自由度には差異があり、「小学校教員になりたいのに中等メインのコースに入り履修に苦心する」といったミスマッチが起きないよう入試要項の精査が求められます。
配点構造においても、前期日程では共通テストと個別学力検査の比率がコースごとに大きく異なります。国語や数学などの教科専門系では個別試験で高度な記述力が要求され、現代教育や野外教育では集団面接・プレゼンテーション・小論文による人物評価が重視されます。志望専修の「科目ごとの配点ウェイト」を逆算した学習計画を立てなければ、ボーダーを超えていても二次で思わぬ不合格を喫することになります。