寺島成輝という投手の凄みを語る上で、履正社高校野球部時代の実績は外せません。大阪府出身の寺島は、名門・履正社で1年夏からベンチ入りを果たし、早くから全国区の注目を集めました。恵まれた体格から投げ下ろす最速150キロのノビのある直球と、ブレーキの利いた変化球、何より高校生離れしたマウンド度胸はスカウト陣を唸らせました。
高校3年の夏には大阪大会を制して甲子園に出場し、圧倒的な奪三振ショーを披露。さらに高校日本代表(侍ジャパンU-18)でも主戦投手としてアジア選手権優勝に大きく貢献しました。2016年秋のドラフト会議では、東京ヤクルトスワローズが単独1位指名。かつてチームのレジェンド投手たちが背負った伝統の背番号「18」を提示されたことからも、球団側の最大級の期待値がうかがえました。