藤井風の名を世界に知らしめた最大の爆発点といえば、「死ぬのがいいわ」のグローバルヒットだ。TikTokやYouTubeのショート動画を発火点に、東南アジアから北米、ヨーロッパへと急速に拡散。海外のリスナーは日本語の歌詞の意味を超えて、その哀愁漂うメロディとR&Bに通じる独特のタイム感に酔いしれた。
続いてリリースされた「まつり」もまた、J-POPの新しい可能性を鮮烈に示した楽曲である。日本の伝統的なグルーヴとモダンなサウンドプロダクションが融合したMVは、YouTube上で数千万回再生を軽々と突破。Spotifyでの再生回数も跳ね上がり、彼が単なる一発屋ではなく、世界レベルで持続的な影響力を持つアーティスティックな存在であることを証明してみせた。