二人の関係が始まったのは2006年のことでした。当時すでに一流のショコラティエ・パティシエとして頭角を現していた鎧塚俊彦氏と、ワイン通としても広く知られていた女優の川島なお美さんは、荒川静香氏のトリノ五輪金メダルを祝うパーティー用デザートの共同制作や料理番組での共演を機に急接近しました。
芸能界というスポットライトの真ん中にいた川島さんと、ヨーロッパ修行を経て職人気質を貫く鎧塚氏。一見すると対照的な二人でしたが、互いのプロフェッショナリズムと情熱に強く共鳴し合いました。鎧塚氏が自著やテレビの特別インタビューで「彼女は華やかに見えて、裏では誰よりも努力家で純粋な人だった」と振り返っている通り、お互いを高め合える稀有なパートナーシップを築いていきます。
2007年の交際宣言を経て、2009年2月に婚姻届を提出。当時、鎧塚氏は43歳、川島さんは48歳という大人の成熟した結婚でした。二人の間に子供はいませんでしたが、愛犬であるミニチュアダックスフントの「シナモン」と「ココナツ」を実の子のように慈しみ、夫婦で食卓を囲む温かな家庭を築いていました。