都内および主要都市のロースターで腕を振るうベテランバリスタへの取材において、興味深い証言が得られました。「知名度が高く内装が洗練されていても、豆の回転が追いついていない店は酸化のリスクを抱えている」という指摘です。
「お客様が途切れない人気店であっても、注文の9割がカフェラテや甘いアレンジドリンクの場合、ストックされているシングルオリジンのドリップ用豆が焙煎から1ヶ月以上放置されていることがあります。逆に、席数がわずか数席の静かで落ち着く穴場カフェであっても、豆の物販が堅調で、常連客が定期的に豆を買いに来る店は常にフレッシュな豆が保たれています。真に鮮度の高い一杯を飲むなら、ショーケースの豆袋が日焼けしておらず、活発に豆が売れている店を選ぶべきです」(都内ロースタリー店主)
全日本コーヒー協会の需給動向資料が示す通り、家庭内でのレギュラーコーヒー消費量は高止まりを続けており、優秀なコーヒー店ほど「イートインの売上」と「豆販売の売上」がバランスよく両立しています。店内の壁面にコーヒー豆テイクアウト用のパッケージが整然と並び、焙煎プロファイルについてバリスタが熱心に説明してくれる店舗こそ、2026年最新おすすめカフェの代表格と言えます。