ホッピーを最高に美味しく飲むための基準値として、メーカーが提唱しているのが「焼酎1:ホッピー5」の黄金比率です。 アルコール度数25度の甲類焼酎70mlに対し、ホッピー約350ml(または20度焼酎90ml)を合わせることで、アルコール度数がビールとほぼ同等の約5%に仕上がります。
究極の味を体験する「三冷(さんれい)」の作法
愛飲家や名店と呼ばれる大衆酒場が最も重宝するのが「三冷」と呼ばれる伝統的な注ぎ方です。
- ホッピーを冷やす:冷蔵庫でキンキンに冷やす(推奨温度は0〜2℃)。
- 焼酎を冷やす:アルコール度数25度の焼酎をボトルごとしっかり冷やす。
- ジョッキを冷やす:グラスを冷凍庫、または冷蔵庫で冷やしておく。
「三冷」の最大の特徴は、「グラスに氷を一切入れない」点にあります。氷を入れると時間経過とともに炭酸が抜け、水分で味が薄まってしまいます。冷やしたグラスに冷えた焼酎を注ぎ、勢いよくホッピーを泡立たせるように注ぎ込むことで、クリーミーな泡のフタができ、かき混ぜなくても自然に混ざり合います。マドラーで激しくかき混ぜるのは炭酸を逃してしまうNG行為です。
なぜ「キンミヤ焼酎」が絶対的支持を集めるのか
ホッピーに合わせる甲類焼酎として、酒場業界で圧倒的なシェアと支持を誇るのが、三重県四日市市の宮崎本店が製造する「キンミヤ焼酎(亀甲宮焼酎)」です。 甲類焼酎は不純物を極限まで取り除いたピュアな酒ですが、キンミヤは鈴鹿山系の清らかな天然水を使用しており、ほのかな甘みとまろやかな口当たりを持っています。アルコール特有の角やエグみが極めて少なく、ホッピー本来の麦芽の芳醇なアロマと爽快感を一切邪魔しないため、「ホッピーの相棒はキンミヤに限る」と語る名店店主は後を絶ちません。他にも「宝焼酎」などのクリアな甲類焼酎も相性に優れています。