パッケージの正面を見るだけで、種類を瞬時に判別できる業界ルールが存在します。視覚障害者向けアクセシビリティとして導入された紙パック上部の「切欠き(扇状の小さなくぼみ)」は、生乳100%の「種類別 牛乳」にのみ付けることが許されています。加工乳や乳飲料のパックには、この切欠きが存在しません。
さらに「飲用乳の表示に関する公正競争規約」により、パッケージデザインにも厳格な縛りがあります。生乳100%でない加工乳や乳飲料のパッケージには、ホルスタインなどのリアルな牛のイラストや写真、牧場の風景を描くことが原則禁止されています。店頭で牛のイラストがデフォルメされていたり、抽象的なグラスのイラストにとどまっている商品は、乳飲料や加工乳である可能性が高いといえます。