客室の扉を開けると、そこには無駄な装飾を削ぎ落とした洗練された空間が広がっています。部屋の広さはスタンダードタイプで約13〜15平米と決して広大ではありませんが、天井が高く設計されているため圧迫感はありません。
読書ホテルとしての真価は、細部へのこだわりに宿っています。客室の主役はテレビではなく、読書のために人間工学に基づいて選ばれたオットマン(足置き)付きのリラックスチェアや特注ソファです。壁面には角度や明るさを自在に調整できる専用の読書灯(リーディングライト)が設置されており、長時間文字を追っても目が疲れにくい照明環境が整えられています。
アメニティ類は、1階のフロント横に設置されたアメニティバイキングから必要な分だけをピックアップするスマートな形式を採用。歯ブラシやヘアブラシなどの基本アイテムに加え、肌触りの良いナイトウェア、消臭スプレー、電気ケトル、マグカップなどが過不足なく揃っています。
水回りに関しては、スタンダードシングルやダブルの客室は「レインシャワー付きシャワーブース」仕様となっており、バスタブ(浴槽)は設置されていません。モデレートツインなどの上位ルームには独立したバスタブ付きバスルームが用意されているため、お湯に浸かって旅の疲れを癒やしたい方は予約時の部屋タイプ選択に注意が必要です。