降谷零の原点を語る上で極めて重要なキーパーソンが、灰原哀(宮野志保)の実母である宮野エレーナです。
幼少期、ハーフである容姿の違いから周囲と喧嘩が絶えなかった幼き日の降谷(あだ名は「ゼロ」)を、町医者として温かく手当てしたのがエレーナでした。「人間は誰でも皮を一枚剥げば同じ血が流れている」という彼女の言葉は、孤独だった少年の心を深く救うことになります。
エレーナに会いたい一心でわざと怪我をして医院に通っていた降谷でしたが、ある日突然、宮野一家は医院を畳んで姿を消してしまいます。彼女の行方を追う思いが、彼を警察官への道へと導いた大きな動機の一つとなっています。